情報発信
セミナー講師、自宅サロン、料理教室、カウンセラー、セラピストなど、あなたが活躍する場が決まれば、次は、あなたが提供する商品をお客様に知ってもらうために、情報を発信していかなければなりません。
インターネットの普及により、手軽に、多くの人に情報を発信する方法として、ブログやSNSを利用するインターネットメディアがあります。自宅サロンをはじめ、個人で活動される場合には、こうしたインターネットメディアなどの情報発信手段を使わない手はありません。
ですが、様々な情報発信手段があるゆえに、どれが自分に合っているのか分からないという悩みを抱える方が多くいます。ここでは、インターネットメディアをはじめとする情報発信手段それぞれの特徴を学び、集客につなげるための活用方法を見ていきます。

4つの集客手段の特徴
1,ホームページ「伝えたい情報をまとめて発信できる」
ホームページは、たとえば、サロンのコンセプト、商品・メニュー、口コミ、問合せ窓口、運営者、運営場所など、サロン全体の情報を集約させて、発信することができるのが特徴です。ただ、ホームページは、お客様が欲しい情報を、瞬時に探す事ができるよう整理されている情報であるため、固定的になりやすくサロンの今の姿が伝わりにくくなります。
活用方法
- メニューやイベント、休日など、新しい情報を追加する場合、それに合わせてホームページも更新させ、サロンの情報を漏れなく発信する場所として利用する
2,ブログ「情報の蓄積ができる」
ブログは集客の肝ともいえる手段であり、お客様にとって役立つ情報を定期的に発信し続ける事で成果につながっていきます。作成した記事が蓄積されてくことで、インターネット検索などで新規の読者にそのブログを見つけてもらう可能性が高くなるのです。
活用方法
- 既存のお客様に、定期的に役立つ情報を発信し、新規の読者に見つけてもらう
- サイト内ブログ=ブログを更新するたびに記事数が蓄積されるので、サイトの価値が上がっていき、SEO(検索エンジン対策)効果が高くなります
3,SNS 「情報の拡散力がある」
ブログ記事をFacebookやTwitterなどに組み合わせると、作成したブログ記事を読んでくれた人がシェアすることで、多くの人の目に届く機会が増えます。記事内容がシェアされれば、元々、興味・関心がなかった人にもあなたのサロンの存在を知っていただくきっかけになります。
活用方法
- ホームページの更新や最新ブログ記事について情報を発信する
- あなたの日常について発信し、お客様との接点を維持する
4,メルマガ「お客様を直接フォローできる」
メルマガは、前述のSNSやブログといった多くの人を対象に情報発信するのではなく、個人を対象に情報を発信できるのが特徴です。既存客や見込み客に、あなたの好きなタイミングでメールを送る事ができるので、関係を維持するためのフォロー向きです。
活用方法
- 見込みのあるお客様を新規顧客につなげるために、新商品やメニューなどの製品情報とお役立ち情報の提供によるフォロー
- 既存のお客様をリピーターにつなげるための商品購入後の情報提供によるフォロー
Lesson9-1 まとめ
- 自宅サロンをはじめ、個人で活動される場合には、ブログ、SNSなどのインターネットメディアを活用し、提供したいサービス・商品の情報発信を行う。
- HPは、サロンの情報を集約させて、発信することができる。
- ブログは、新規のお客様獲得に欠かせない手段であり、情報の蓄積ができる特徴がある。
- SNSでの情報発信は、多くの人の目に届く機会が増え、サロンの存在を知っていただくきっかけになる。
- メルマガは、個人を対象に情報を発信できるのが特徴であり、お客様フォローに向いている。